collection cards blog★懐かしのカードコレクション

オレンジカードやテレホンカード、全国私鉄の交通系プリカのコレクション紹介です。鉄道写真の観賞目的に当初集め始めましたが、動物や風景や小ネタ探しも大好きです。ハイウェイカードやふみカードもあります。昭和世代にもきっと懐かしい・・・はず。

「奥の細道」を懐かしのプリカでめぐってみる(7)

 さて、舞台はいよいよ松島にやってきました。奥の細道の中でも有名な名所ですが、皆さんは芭蕉が「松島」でどんな句を詠んだか覚えていらっしゃいますか?

 なんと「実は奥の細道のなかで芭蕉は句を詠んでいない」のが正解です。

 松島の絶景に感動した余り、句を作ることができなかったと、奥の細道のなかで述べています。

 あれ??と思う人もいるでしょう。「松島や ああ松島や 松島や」っていうのは芭蕉じゃないかって。あれは観光のキャンペーン用にキャッチコピー的に作られたもので、もちろんジョーク作品です。冷静に考えれば芭蕉にしては駄句なのがわかりますね(笑)

 松島で句を詠んだのは芭蕉では無くて、同行していた曾良(そら)です。

 懐かしの「ふみカード」にその句の絵柄がありました。
 郵便局で切手や葉書を買うことができたプリペイドカードです。覚えている人はおそらく昭和世代。^^;

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 さて、松島では芭蕉は句を詠めなかったものの、写真の無かった時代に、よくここまで描写ができているなと感じるほどに、情景を文で表現しています。

 松島の風景というと上のイラストのように五大堂が見える写真のカードが多いのですが、最初に芭蕉が松島で語っていたのが湾内に浮かぶ無数の島々の風景です。

 今回は手持ちのなかからお気に入りの風景をいくつか紹介します。
<テレホンカード(テレカ)>

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営団地下鉄SFメトロカード 日本三景シリーズより>

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<テレカ> 月夜の松島

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 奥の細道では松島は項目が2つにわかれているので、瑞巌寺の五大堂がうつっている風景のカードは次回紹介しますね。お楽しみに

るるぶ仙台 松島 宮城'18 (国内シリーズ)

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